私の歩みとアーユルヴェーダ

今回は自己紹介を兼ねて、私自身のお話を少しさせていただきます。

私は幼い頃、とても食べる子どもでした。

おやつには大きなおにぎりやいなり寿司、太巻きなどを食べ、一日に4食と変わら 

ない食事量を食べ、周囲からも感心されるほどでした。当時の私にとって食べる

ことは大きな楽しみでした。

そのためか体力もあり、水泳では低学年の頃、学年で一番長い距離を泳げたことを

記憶しています。

小学校高学年から中学性になる頃には、転校などの環境の変化や、人間関係のなか

での戸惑いを感じた時期でもありました。

そして19歳の時、些細なことをきっかけに病院を受診したところ胃がんが見つか

りました。胃の8割ほど摘出する手術を受けました。

術後は、食事をするたびに痛みがあり、泣きながら食事を摂っていたこともありま

した。

「食べられない」「食べたくても痛みがある」ということはとても辛い経験でし  

た。そんな時、友人のお母様が整体の治療院を開業され、病気をして予後

があまりよくない私のことを気にかけ、声をかけてくださいました。

整体を受けることも初めてでしたし、お灸や、気の流れを整えることも、すべてが

初めての経験でした。そちらでは、東洋医学の理念をもとに、身体と心はつながっ

ているということを大切に治療をされていました。

今、振り返ると、そこで教えていただいたことは、現在私がこの仕事をしていく

うえでのおおもとになるような、大切なことだったように思います。

アーユルヴェーダでも、身体、心、魂はつながっていると考えます。

目の前にある不調だけを見るのではなく、その人自身の体質や心の状態、日々の

過ごし方などその人の存在そのものをみます。

身体に溜まった不要なものはそとへ出し、その人にとって必要なものは

取り入れながら整えていく。そうした考えにも深く惹かれていきました。

私自身も術後に一年間、オイルを塗布して発汗するというケアを続けた経験が

あります。その経験を通して、身体を温め、ゆっくりケアする時間が自分自身の

身体と向き合う大切な時間にもなっていきました。もちろん、体調に不安がある時

医療的な判断が必要な時、そして定期的な検診など、医療機関を受診することは

とても大切なことだと思います。

私自身、米粒ほどの大きさの病変を見つけていただいたのは、病院の先生のおかげ

です。

身体との向き合い方は、人との出会いも含め、自分自身で選んでいくことが大切な

なのかもしれません。

病気になった時、またそうなる前にまずは身体の声を聴くこと。

自分の想いをちゃんと聴くこと。そして、必要な時には人の手を借りる。

私もこれまでたくさんの人の手を借りて、今、こうして元気に過ごせているのだと

思います。

アーユルヴェーダという生きていくうえでの智慧を借りながら、自身の身体、心に

目を向ける その大切さを知るきっかけになれたらと思っています。

そんな思いを大切にkiranahではおひとりおひとりをお迎えさせていただければと

思っております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です